【セルに文字を書きこむ】
1 セルに文字を書く
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3 ビジュアルベーシックエディターを開く
4 マクロを実行・マクロを保存
5 マクロを書きかえて実行
「セルに文字を書いてみましょう。」
「セルってなんですか。」
「セルとは、Excel(エクセル)でデータの入力や表示に使うマス目のことです。」
「Excelってなんですか。」
「Excelとは、表形式で計算数値を表示する文書に最適な表計算ソフトです。
まずは、Excelを開いてみましょう。」
「これがExcelです。
このExcelの中でたてよこの線で区分けされたマス目の一つ一つがセルです。
ではさっそく、セルに文字を書いてみましょう。
試しに、キーボードの1を押してみてください。」
「セルに『1』という文字が入りました。」
「次は、セルのB1に『2』という文字を入れてみましょう。」
「セルのB1とはどこのことですか。」
「一つ一つのセルは、表の中でたてのラインを表す列とよこのラインを表す行の組み合わせで、
その位置を示すことができます。
Excelでは、列を英字、行を数字で表しています。
そこで、セルの位置を指定するときは、列である英字と行である数字を組み合わせて表示します。
このセルの位置を示す『英字の列&数字の行』のことをセル番地といいます。
先ほどの『1』を入力したセルは、A列の1行目となるため、そのセル番地はA1です。
では、逆に質問します。セルのB1とは、どこでしょうか。」
「セルのB1とは、セル番地B列1行目のことだと思います。」
「その通りです。では、セルのB1に『2』という文字を入れてみましょう。」
「それでは、セルのB1に『2』という文字を入れてみます。
セルのB1にマウスでカーソルをあわせてクリックして、キーボードの2をクリック。」
「セルB1に『2』という文字が入りました。」
「次は、セルのC1に計算式を入れてみましょう。
セルのC1にマウスでカーソルをあわせてクリックした後、キーボードで=A1+B1と打ちこみます。
そしてEnterキーを打ってください。」
「セルC1に『3』という文字が入りました。」
「これは、セルA1の『1』+ セルB1の『2』が計算されて、その結果の『3』という数字が
セルC1に表示されたということです。
このようにExcelではセルとセルを組み合わせた計算式をつくったり、その計算結果を表示させたりすることができます。」
「セルA1、セルB1、セルC1を空白にしましょう。
セルA1、セルB1、セルC1にマウスでカーソルをあわせてクリックした後、
それぞれキーボードでDeleteキーを打ってください。」
「セルA1、セルB1、セルC1が空白になりました。」
「ところで、一つのシートの中に、セルはいくつあると思いますか?」
「セルは列数×行数の数だけあると思いますが、列数も行数も多すぎるので、わかりません。」
「一つのシートの中に、
列は、A列からXFD列までの16384列
行は、1行から1048576行までの1048576行 あります。」
「ということは、16384列×1048576行、つまり、171億7986万9184個もあるということですね。」
「その通りです。一つのシートの中に、セルは171億7986万9184個あります。」
「このように、セルとはExcelの中でたてのラインを表す列とよこのラインを表す行で
区分けされたマス目のことです。
セルの位置はセル番地つまり『英字の列&数字の行』で指定できます。
では、マクロとは何でしょうか。
これについては、次回『マクロを記録』で紹介します。」
◇もしもPython-xlwingsだったら、
2023-03-19
2021-12-20
2021-12-12