【関数・プロパティ設定をつかう】

 3 文字列の指定位置から指定文字分の文字列を取得

 4 三つの文字列取得関数をつかう

 5 文字列の指定位置から1文字を取得

 6 文字列の文字数を取得

 7 文字列のループで1文字ずつ分解

 8 文字が入っているセルの最大行を取得

 9 文字が入っているセルの最大列を取得

文字列の文字数を取得

パイさん

「前回は、最後の文字位置を調べるために、実際に左から何文字あるかを数えてみましたが、

 Excel VBA/マクロには、対象となる文字列式の文字数を一瞬で教えてくれる便利な関数があります。

 それが、Len関数です。Len関数の構文は、次のようになります。」

Img7_2_21

パイさん

Len関数では、引数:Stringに対象となる文字列を入れると、

 戻り値として、対象となる文字列の文字数を受け取ることができます。

 ExcelのセルA2から取得した文字列の文字数を受け取って、

 セルC2に格納してみましょう。

 予め、次のようなExcelシートを用意します。」

Img7_2_22

ソンくん

「早速、Len関数をつかってみます。

 引数としてセルA2から取得した文字列を渡してから、

 文字数を受け取り、セルC2に格納するのだから、

 左辺には、Range("C2").Value

 右辺には、Len関数

 引数:StringにRange("A2").Value

 を当てはめれば良いのだから、

 Range("C2").Value = Len(Range("A2").Value)

 これで良いのでしょうか。」

Sub Len関数()

 Range("C2").Value = Len(Range("A2").Value)

End Sub

パイさん

「それでは、そのマクロを実行してみましょう。」

Img7_2_24

ソンくん

「『セルを思いのままに動かそう』の文字数が、

 セルC2に『13』と書きこまれました。」

 

パイさん

「試しに、対象文字列:セルA2

 の値を適当な文字に書きかえて、マクロを実行して、

 対象文字列の文字数がLen関数で取得できることを確かめてみましょう。」



目 次

1. セルに文字を書きこむ
セルに文字を書きこむ

2. RangeとCellsでセルの位置を指定する
RangeとCellsでセルの位置を指定する

3. ループ処理でセルに値を書きこむ
ループ処理でセルに値を書きこむ

4. ループ処理でセルの値を読みとる
ループ処理でセルの値を読みとる

5. ループ処理でセルからセルへ値を代入する
ループ処理でセルからセルへ値を代入する

6. 条件分岐処理でセルの操作を分ける
条件分岐処理でセルの操作を分ける

7. 関数・プロパティ設定をつかう
関数・プロパティ設定をつかう

8. 他のレンジ/シート/ブックを更新する
他のレンジ/シート/ブックを更新する




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